プログラミング寺子屋

こんにちは、代表の hiderin です。

 私がプログラミング教育をきっかけに実現したいことのひとつは、江戸時代に確立された教育システムである「寺子屋」を今の時代に実現することです。

 もちろん、現在は国が定める教育基本法に則った学校教育が展開されていますが、寺子屋と大きく違うのは、学年という概念です。現在の学校教育では同年代の子供たちを一つの学年としてその中で教育を行っていくことが前提となっていますが、寺子屋では6歳~11歳前後の子供たちが一つの教室の中で一緒に読み書きそろばん、歴史、地理、礼儀等様々なことを学んでいました。その中で年長者の子供たちは、年少者の子供に対して自然と物事を教えることになり、自立の精神を育んでいったものと思われます。現代においては、いつまでも同年代の友人とともに教師や学校に対して甘えたまま、サボったり反抗したりと好き勝手出来てしまいます。

 はじめは最も幼いものとして、寺子屋に参加し、1年また1年ごとにその集団の中で年長者になっていくことで、自立の精神が芽生え、そうしたシステムの中で育っていった子供たちが幕末の日本を動かしていったのです。現代の学校教育ではそうした縦のつながりが希薄であると考えるとともに、そうした学校教育を補完する意味での「寺子屋」を今の現代において実験的、そして限定的にプログラミングを通じて実現できたらと考えています。現在行っているプログラミング教室では5歳~10歳前後の子供たちを一つの教室に集めて、体験型授業を行っています。授業の最後には、その日に学んだことを活かした発表会を全員に必ず行ってもらっています。

 やはりその中でも年長者である、小学生中学年の子供たちの発表は、とても凝っていて複雑で素晴らしいものがあります。そうした年長者の発表に年少者である幼稚園のこどもたちは純粋に、すごい!と拍手を送っています。また、幼稚園のこどもたちも、それに負けないようなキラリと光る発表に対しても、小学生の子供たちも拍手を送り、とても微笑ましい光景があります。

 今後は、より授業の中で年長者の子供たちが、幼いこどもたちに指導を行うような仕組みを計画しています。今後ともよろしくお願いいたします。